憧れのトゥシューズ、だから痛くても我慢しなきゃ、いつか楽に立てるようになる、と思って、足に合わないシューズを長く履いて、バレエが嫌になってしまう方がたくさんいらっしゃいます。それは間違っています。足に合ったトゥシューズはポアントで立つだけなら楽で全く痛くないのです。もちろん、長時間履いて、指の表面が剥けて痛いことはありますが。
足に合ったトゥシューズを探し当てるには、時間がかかります。サイズだけでは選べません。
トゥシューズ選びのポイントをお教えします。
1.爪先で立った時に、足全体が滑り落ちていくことがなく、程よくホールドされていること
2.爪先で立った時に、足の裏にシューズの裏が付いてきて、アーチを描くこと
3.幅がキツくて履いた直後から指の表面が痛い、という部分がないこと
個人個人、指の長さも、足裏のアーチの形も違います。合わない靴だと本来持っている足の美しさも発揮できません。私が小さい時はトゥシューズはまだ種類などが選べない時代でした。結果、脚に余分な筋肉をたくさん付けてしまいました。足の爪も何枚も剥がれました。大人になってから、トゥシューズは気持ちいい!と知ったのでした。

トゥシューズ選びに不安がある方、どうぞご相談下さい。