ロシア研修

ペルミの劇場です。雪の中の白い劇場、美しい!
ペルミの劇場です。雪の中の白い劇場、美しい!
 

たいへんたいへん遅ればせながら、ブログを始めることとなりました。
これから、スタジオ樹の日々の活動や、コンクール、舞台など、いろいろと皆様に楽しんでいただきたいなと思います。
昨年も色々なことがありました。

 

1月、3年間のペルミバレエ学校日本校の卒業を決める卒業試験(実技&口頭)と卒論提出。
2月、ペルミバレエ学校ロシア本校実学研修。
3月、バレエフェアリー発表会に出演
8月、10周年記念発表会「くるみ割り人形」全幕
その間にコンクール出場は3・5・7・8・11・12月そして今年1月。
発表会では分刻みのスケジュールと忙しい着替え、一人も遅れず、みんな本当に頑張りました!
 

ロシア国立ペルミバレエ学校の外観。窓ガラスにダンサーの絵が・・・
ロシア国立ペルミバレエ学校の外観。窓ガラスにダンサーの絵が・・・
 

今回は写真のペルミバレエ学校ロシア本校実学研修のことを書いてみたいと思います。
ペルミは遠い・・・モスクワでの長い長い待ち時間を合わせ、ほとんど丸1日かかって到着。
もちろんとっても寒く、外気温はマイナス10度位、散歩はつらいです。こじんまりとした街ですが、スーパーマーケット(ヨーロッパと同じような)やレストランなどもあり、お買い物にも困りません。
サーティワンアイスクリームやマクドナルドもあります。

ホテルからは毎日15分ほど歩いてバレエ学校へ通いました。入口で、厚い上着やブーツを預かってもらい、校舎へ。

可愛らしい生徒の皆さんがすれ違う度に挨拶してくれます。板張りの広いスタジオがいくつもあり、外の雪景色と対照的に室内は日本よりもずっと暖かいです。1学年から8学年まで女子は2クラスずつ、男子は1クラスずつ、ほとんどすべての学年のレッスンを見ることができました。振付のレッスンなども見学でき、1・2年生の生徒達の可愛らしさに魅了されました。学校では、クラスの担当の教師が1年間指導します。

 

クラシックの先生は低学年、中学年、高学年と担当される学年が決まっているようで、すべての年齢を教える日本の教師とは違い、研究もより深くなるだろうなと考えさせられます。日本校では、その中でもベテランの先生方から直接、しかもロシア本校と同じかそれ以上に熱くご指導いただくことができたことを感謝しながらの実学研修でした。このペルミバレエ学校は、戦時中のワガノワバレエ学校の疎開先で、ワガノワメソッドに沿って厳格に指導されています。校舎の向かいに学生寮があり、10歳~の生徒達が生活しています。

 

バレエ学校の学食のランチ。量多いです…パンがすごく美味しい。ピロシキやボルシチの日もあります。
バレエ学校の学食のランチ。量多いです…パンがすごく美味しい。
ピロシキやボルシチの日もあります。
 
食事は学食で食べます。

私たちも昼食を一緒にいただきました。

焼きたてのパン、手作りのリンゴジュース、ニンジンたっぷりのサラダなど、美味しくてボリュームもあるメニューです。

朝から夕方まで、踊り続ける生活にはきちんとしたごはんを食べなければ。楽しく充実したロシア研修、先生方、通訳の方、本当にありがとうございました。

この記事を書いた人

美樹

美樹

スタジオ樹/Studio Miki 主宰